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直行切断機

直行切断機の考察

弊社で制作する直行切断機は多くの場合特注設計制作です。
機械構造検討段階で順に考えていきます。

①丸鋸径の決定

丸鋸の一般的な外径は φ255 φ305 φ355 φ405 φ455等複数種あります。この中から相応しいサイズを決めます。

  • 切断中のバリや切断面租度に対して丸鋸径は小さい方が有利とされています。
    更に機械本体の大きさもこの丸鋸サイズで左右されます。
    従ってできるだけ小さな刃物を仕様としたいと考えられます。

②丸鋸の回転方向の決定

「ダウンカット」か「アッパーカット」のどちらかを選択します。
カット時の丸鋸動作方向と同じ方向に回転するが「ダウンカット」。
その逆が「アッパーカット」と言われますが、深く考えていくとどっちがどっちだか分からなくなります。

③切断方式の決定

一般的な方式として「ストローク切断式」と「ジャンピング切断式」とあります。
それぞれ特徴は一長一短でどちらが良いとは言えませんが、お客様の御要請をヒントに決定します。

④全体構造の決定

①~③はあくまでヒントであり、作業環境ごとの安全性も考慮し全体機能のトータルで最終仕様を決定します。従って形はいつも様々です。

※ご不明な点、ご相談がございましたら、お問合せ下さい。